2015/08/16

2. 文字に欺されない

私みたいに数学が苦手な人が止まるのが


α

β

γ

δ

π

というギリシア文字。

アルファー、ベータくらいは分かっても
ガンマーだとか、シグマだとか、パイだとか
だんだん嫌になってきます。


だったら、最初からアルファベットでええやん!と思うわけです。


まぁ、諸説ありますが、数学ができあがったのがギリシアだったからというのかもしれません。


別にアルファベットでもいいです。
なんなら、ひらがなでもいいです。



たとえば

 \sigma^2 = \frac{1}{N} \sum_{i=1}^{N}(x_i - m)^2

(これをσだけにすると標準偏差になるんですが、これはまたおいおい)

これを日本語だけであらわすと

ハッキリ言いましょう。面倒です(笑)


なので、ひらがなにしてみると










これ、ホンマに暗号になります(笑)

却って分かりません(笑)


なので、記号を使った方が実はシンプルだったりします。




じゃぁなんでσ(小文字)とΣ(大文字)を使い分けてるのか?


こう考えましょう。

数列の合計を表すのに、Σを使っています。

英語ではSummation(合計)で、それに相当するギリシア文字でΣ

他でもΣを使うと混乱しますよね?
だから小文字のσを使うと思ってください。

意外と単純。


σは標準偏差で使うのですが、英語ではSD:Standard Deviationで、ラテン文字のSはギリシア文字のσに相当するのでσを使う。


が、他の領域でもσを使ったりしますので、ややこしかったりします。

興味がある方はこのページに詳しいです。


まぁ、こんなもんは風習だったりするので、別に一々ひっかからなくてもいいわけです。

かなり乱暴なものですが、だいたい分かればいいやくらいのノリでお願いします(笑)

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