で、ここで疑問に思うのが、なんでf(x)で表示するのかということ?
「関数」は元々英語で"funciton"です。で、これを省略してfで表します。
これだけ。
で、もっと辿ると昔は「函数」って書いたらしいです。
戦後「函」が当用漢字に含まれなかったので、「関数」って書かれていったそうな。
色んな説があるみたいですが、関数(函数)は中国語からきていて、functionをそのまま音で漢字に当てはめると「函数」になったという説があります。他にも説がありますが、真相は分かりません。
そんなもんです(笑)
上では関数を
と書きましたが、厳密には
です。
「xが変わっていくと、yが変わっていく」という意味です。
例えば、こんな問題がありませんでしたか?
「たかしくんが、自転車に乗って時速10kmで1時間走りました。何km進んだでしょう?」というやつ。
例えば、時間をxとすると、距離が変化しますからこれをyとします。
そうすると
y=10x
という式ができるわけです。
これ、立派な関数です。
後は、xを2にしたり、10にしたりして自由自在に変えることで、yが分かるわけです。
このxを独立変数、yを従属変数と言ったりします。
言葉が難しく感じるかもしれませんが、
こういう場合はy(従属変数)を捉えて、「xに従属する」と捉えると分かりやすいです。
で、xは自由に変わるので「独立変数」
統計学では、相関性(ある事象とある事象の関係性に何らかの法則があるのではないか?)を計算式で表します。
その時に、xに因果関係の原因側を置き、yに結果を置きます。
↓こんな感じです。(相関係数はややこしくなるので無視して下さい(笑))
そうすると、xに未来に起きうることを代入すると、yに結果がでてきて
「こうなるんちゃうか?」という法則性に基づいた結果を予測することが出来るわけです。
よく、経済学とかで「○○モデル」と言われるのは、経済の事象を計算式で表現して、xに数字を代入すると、その結果が出てくるという奴です。
関数というのは、結構使えるものなのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿